排出バージョン：02-03
カード№：□132
使用バージョン：08-09
パラメータグラフ：14/16/15/16/11/12/84
特殊能力：悪魔の弾道
チームスタイル：プレースキック重視（S）
連携グループ：I


今回のカード使用感は、セルビアの伝説的レフティー
シニサ・ミハイロヴィッチです。
CBで使用しました。

①：ディフェンススタイル
　　荒削りながらも、しっかりとした早い段階でのタックルを好む
　　ストッパータイプのディフェンダー。
　　気を心得たスライディングや、平均以上のフィジカルなど
　　意外にも武器は多め。
　　裏を取られたときのポジショニングの甘さが若干気になりましたが、
　　総合的に見れば柔軟性に富んでいると言えます。

②：ビルドアップ
　　裏面の紹介分によると、フィードの精度が良くないとのことですが
　　実際起用してみると、ほとんど実感は得られませんでした。
　　むしろ機転を利かしたロングフィードは中々使いやすく、
　　狙いも面白いですね。
　　ボール奪取後に無駄な走りを見せることも少なく、つなぎのパス精度も
　　高めなので、ビルドアップにはある程度期待が持てました。

③：マーベラスフリーキック
　　ファールが増加し、フリーキッカーが再び日の目を浴びるようになった
　　08-09バージョンにあって、やはり存在感が確実に増しています。
　　ゴール上方のポストすれすれの位置に突き刺さる、力強いフリーキックは
　　見ごたえ十分。
　　時には惜しくも外してしまうシーンも見られましたが、跳ね返りを
　　前線の選手がつめてくれることも多く、フリーキックの場面では
　　常にゴールの香りを漂わせてくれました。

④：スタミナ面と守備の荒さ
　　意外とスタミナは多く、十分一試合持たせることができます。
　　しかしながら過度の期待は禁物であり、適度な休憩を混ぜなければ
　　前半だけで半分以上消費してしまうことも。
　　また、ディフェンスには荒っぽさが目立ち、止めきれるドリブルを
　　軽いチェックだけで流してしまい、ゴールまで持っていかれることが
　　よく見られました。
　　総じて安定していたとは言いがたい印象。

⑤：総評
　　フリーキックや高い狙いのビルドアップなどといった攻撃的な
　　能力と引き換えに、安定感を欠いたディフェンダー。
　　要所要所で止め切れなかったり、能力を十分に活用しないままに
　　相手に得点を許したりと、器用貧乏感は否めません。
　　しかし高い位置からタックルに向かう意識は非常に高く、
　　フォアチェックの意識があるストッパーとしては比較的優秀な存在です。