①：芸術的なドリブル突破
　　そのドリブルのスピード、テクニックは、芸術的といっていいほど
　　完成されたレベルにあります。
　　ディフェンダーを左右に揺さぶりながら抜いて行き、直線距離は
　　変にクネクネと曲がらず、ストレスを感じさせません。
　　SP値16とは思えないスピードと、数値通りの高いテクニックで
　　相手を翻弄するのに十分過ぎる逸材。

②：センスの光るパスワーク
　　パスのタイミングと精度は、テクニック値が20程度あるんじゃないかと
　　思わず疑ってしまうほど。
　　ドリブルで相手を交わした後、プレイヤーが「これは無理そうだな」と
　　思ったところで、絶妙のラストパスを前線に送ってくれることが
　　多く見受けられました。
　　チームスタイルに忠実に従った上でパスの捌き方を変えることもでき、
　　アシスト要因としての活躍には凄まじいものがあります。

③：高い決定力
　　得点感覚とシュート技術は素晴らしく、彼をチーム内得点王にすることは
　　そう難しいものではありません。
　　その決定力の高さは、いわゆる超人キラFW並で、シュートコースと
　　技術レベルが恐ろしく高次元。
　　ウィングとして起用していた場合でも、上手くゴール前の彼に
　　ボールが渡れば、その得点機会を逃すことはなかったように思いました。

④：黒子に徹する動き
　　はっきり言って、サイドに配置させていた場合は
　　ゲームから消えている時間が相当長いです。
　　自分からパスをもらいに行くような動きをすることがなく、ただただ
　　サイドエリアにへばり付いている状態で、どうしようもないときは
　　本当にどうしようもなくなるのがマイナスポイント。
　　
⑤：総評
　　高いレベルのドリブル、パス技術を兼ね備えており、
　　ウィンガーとしての総合能力はトップクラス。
　　単なるアシスト要因ではなく、決めるときはゴールも決めてくれるため、
　　柔軟性にも富んでいます。
　　サイドの展開力に悩める方へ、お勧めできる一枚です。